【親の協力が必要】周りに差をつける家庭学習のやり方!メリットと目的も併せて解説!

【親の協力が必要】周りに差をつける家庭学習のやり方!メリットと目的も併せて解説!
・中学生の子どもが家で全く勉強しない
・中学生は毎日どのくらい勉強すべきなんだろう?
・そもそも家庭学習って何をすればいいんだろう

これらのような悩みを抱えている中学生の親御さんはたくさんいます。

実際に、2019年の8月30日にアルファコーポレーションが発表した「過去の子育てについての振り返り意識調査」の結果を見てください。
     出典:株式会社アルファコーポレーション

8割近くの母親が「お子さんの教育の中で不安・心配を感じたことがある」と解答しています。さらに、その中で57%の母親は「お子様の学習能力について不安・心配になっている」という結果が出ています。

この記事では、勉強しない子どもを心配する親御さんと、家庭学習のやり方で悩む中学生に向けて、自宅での勉強の方法について紹介します。

記事の信頼性


こんにちはTakumiです。
大学は現役で名古屋大学に合格し、現在は塾講師として中学生・高校生を指導しています。

私自身は中学と高校の6年の間、家庭学習をすることにより定期テストでは学年1位をキープしていました。このときに実践してきた自宅での勉強の方法を公開します。

塾講師としての経験も交えて書くので、勉強について信頼できる情報です

この記事を読むことで次のようなメリットがあります。
・家庭学習で何をすべきかが明確にイメージできる
・家庭学習のやり方が分かる
・家庭学習の目的・メリットがわかる

結論:家庭学習で特に重要なことは


・時間を上手く使うこと
・周りの友達に差をつけること
・家庭学習ができない原因を取り除くこと

この3つに加えて、各教科の勉強方法なども解説するので、お好きなところからお読みください。目次からジャンプすることができます。

家庭学習とは

この記事内で使われている「家庭学習」という言葉の意味はこうです。

「自宅での勉強時間の中で、学校から出された課題以外に取り組んだ時間のこと」

中学生のお子さんの成績が悪く、なかなか向上しないならば、この家庭学習の時間を有効に使えるかどうかが大切な要素となります。

家庭学習ができない原因と対策

ここでは、子どもにとって家庭学習がなぜ難しいのかを解説します。

自宅の環境

出典:総務省

上の図にあるように、2021年4月の総務省による調査「我が国における青少年のインターネット利用に係るフィルタリングに関する調査」では、中学生のスマートフォン使用率は90%を超えています。

さらに、スマホの他にも「任天堂Switch」や「Play Station」などのゲーム機を持っている中学生も多いですよね。

中学生のお子さんが、学校は勉強する場所、家はスマホやゲームをするところと考えていることも多いです。

私が塾で勤務しているときにも、中学生から「ゲームを優先してしまって、宿題が終わっていない」という声をよく聞きます。

対策

家でスマホやゲームばかりしてしまうことへの対策を2つ挙げます。
(ここではスマホやゲームとしていますが、子どもの好きなことという意味で1つの例として示しています。)

1.スマホやゲームの時間に制限をつける
2.スマホやゲームを始めるための条件を設定する

1つ1つの具体例を紹介します。

1.スマホやゲームの時間に制限をつける

時間制限の例


・スマホやゲームは1日に2時間まで
・夜9時以降はスマホやゲームをしてはいけない

このように時間制限を作ることで、強制的ではありますが家庭学習に充てる時間を生み出せます。

✅2.スマホやゲームを始めるための条件を設定する

条件の例


・家庭学習を1時間やればゲームを始めてもいい
・家庭学習をやった時間分、ゲームもやっていいよ

スマホやゲームをしたいから勉強をするというしくみになるので、子どもが積極的に勉強をしてくれる訳ではありませんが、家庭学習の習慣がなかった子どもに勉強を始めさせるキッカケにはなります。

※注意
勉強習慣がまだ身についていない場合は、いきなりスマホやゲームの時間制限を設けても、それで余った時間が勉強に向くことはないでしょう。
そこで次の事も約束することが重要です。

・スマホやゲームをしなくなった時間を勉強に充てること
・1週間の内で、1・2日はスマホやゲームの制限を無くしてあげること

毎日、勉強ばかりではモチベーションが上がらず、ダラダラと集中力のない勉強を続けることになるので、適度に休息の日を挟んでみてください。

先のことが見えていない

勉強をやり始めるキッカケとして、「危機感」があります。

具体例・先生に怒られたくないから宿題をやる
・定期テストや受験が近づくにつれて焦りが生まれる

中学生のほとんどは先のことを考えて、計画的に勉強できていません。
その原因は中学生には経験が足りないからです。

当然ですが、中学1年生は定期テストの経験が少なく、中学3年生は高校受験の経験がありません。

そのため、いつから何をどのように勉強すれば良いのかを自分の中でイメージすることができません。

経験が足りないのは誰のせいでもなく、仕方のないことなので、まずは自分のこれからの予定を細かく確認してください。

・長期休みの日程(GW、夏休み、冬休み)
・定期テストの日程
・高校受験の日程(中学3年生のみ)
・体育祭や文化祭などの学校行事の日程

これらのことを確認して、「いつから勉強を開始すればいいのか」、「どの時期が学校行事で忙しく満足に勉強できないのか」を把握してください。

これをすることで、自分がどのようなスケジュールで勉強していくべきかをボンヤリでもいいので思い浮かべられたらOKです。

また、これからの予定を確認することで勉強していない自分に対して「危機感」を持つことにも繋がります。

※勉強しない中学生が将来どうなってしまうのかを知ることも「危機感」を持つキッカケになると思います。

↓↓興味が興味がある方はこちらの記事もお読みください。
【悲惨な末路】勉強しない中学生の将来はどうなる?

家庭学習のやり方が分からない

中学生の中には、家庭学習のやり方が分からない子も大勢います。

今まで学校から与えられた課題だけをやってきた場合はやり方が分からないはずです。
原因は、自分で何を勉強するべきか考えてこなかったからです。

勉強のやり方・やるべき事はこの記事の下に書いてあります。
ここではやるべき事について軽く触れます。

やるべき事

  • その日に学校で学んだことの復習
  • 宿題にはなっていないけど、定期テストの提出物になりそうな部分を先にやる
  • 苦手科目、苦手分野の復習(定期テストの点数が悪いところや、模試の偏差値が低いところを重点的に勉強する)

やるべき事の目安を紹介しました。明日からでも始めてください。

質問ができない

教えてくれる人がいないことも、家庭学習を難しくしている要因の1つです。

自宅には先生がいないので、分からないところが出てきたとき、何をするべきか分からないときにすぐに質問することができません。

特に、数学や英語などの暗記よりも理解を求められる科目で分からないところが出てきたときに手が止まってしまいます。

自宅で質問ができないことは仕方が無いので、分からない問題は印を付けておいて翌日学校で質問することが大切です。

分からない問題に20分・30分と悩み続けることは時間の無駄になってしまいます。

私自身も高校生の時は、5分考えて分からない問題は諦めて、答えを見るか先生に質問することにしていました。勉強の効率を上げるためにも、悩みすぎは厳禁です。

家庭学習中に質問できないという問題点を解決する方法はこの記事内の「効率を上げる方法」のパートにあるので、参考にしてくださいね。

家庭学習の目的・メリット

家庭学習には様々なメリットがあります。それを知ることで子どものやる気にも繋がるでしょう。

ちなみに家庭学習は難しいですが、デメリットはありません。

家庭学習の目的・メリットは次の4つです。

家庭学習の目的・メリット


・勉強が習慣になる
・周りの友達に差をつけられる
・定期テスト・受験が楽になる
・時間の使い方が上手くなる

1つ1つ解説します。

勉強が習慣になる

家庭学習を始めた当初は30分だけ勉強を続けることもかなり難しく感じるはずです。

しかし、投げ出さずに継続することで、いつの間にか自然とできるようになります。

マラソンを続ける体力がつくのと同様に、家庭学習を毎日続けることで、勉強を続ける体力もどんどん成長します。

中学3年生になってからや、高校生になってからの成績を決める大きな要素に、家庭での勉強習慣ができているかというものがあります。

勉強習慣がない子どもに「明日から家で4時間は勉強しようね」と約束しても、実際に4時間やりきることは不可能です。

しかし、今まで家で3時間勉強していた子どもに同じ事を提案した場合、普段よりも少しだけ多く努力することで達成できますよね。

勉強習慣を中学生の早い段階で作っておくことで、受験のような本当に勉強しなければならない状況になったときに、長時間勉強することに対するハードルを下げることができます

周りの友達に差をつける

「周りの友達に差をつける」ことが家庭学習のメリットでもあり、目的でもあります。

中学生の学校以外での勉強時間(2015年)
ほとんどしない 8.30%
およそ30分 13.30%
1時間 20.90%
1時間30分 18.70%
2時間 18.60%
2時間30分 9.70%
3時間 5.80%
3時間30分 1.10%
それ以上 2.60%
無回答・不明 1.00%

出典:株式会社ベネッセコーポレーション

上の表は、ベネッセが2015年に行った調査「平日、学校での授業以外に1日に何時間くらい勉強しているのか(学習塾の時間も含む)」の結果です。

調査結果によると、約38%の中学生が2時間以上勉強しています。
この調査は、中学1年生から3年生までをまとめて調査しているので、2時間以上勉強しているのは大部分が中学3年生だと考えられます。

(また、勉強時間には課題や塾の時間、家庭学習の時間がすべて含まれています。)

この結果から周りの友達に差をつけるための勉強時間が分かります。

勉強時間の目安 課題 家庭学習 合計
中学1・2年生 30分 1時間30分 2時間以上
中学3年生 30分 3時間 3時間30分以上

この勉強時間を毎日続けることができれば、勉強量では上位10%に入ることができます。
注意:これは平日の勉強時間の目安です。

休日はこれ時間の倍以上を家庭学習に使えたら理想的です。

定期テスト・受験が楽になる

家庭学習でやることとして、「その日の学校で学んだことの復習」と「宿題にはなっていないけど、定期テストの提出物になりそうな部分を先にやっておく」を記事の上の方で紹介しました。

学校で学んだことの復習をすることで、学校の授業で理解した内容を長い間忘れずにいられます。その結果、定期テストや受験で改めて1から勉強する必要がなくなります。

私が働いている塾では、3年生になったときに1年生で習った数学の公式を覚えていないという中学生はたくさんいます。このようなことになると、1年生の部分を1から勉強し直す必要がありますよね。

これは中学3年生において致命的なタイムロスになってしまいます

また、定期テストについては、提出物になりそうな部分を先にやっておくことで、テスト週間中に課題をやる必要がなくなります。より多くの時間をテスト課題や教科書の復習に使えるようになるので、テスト週間が楽になっただけでなく、テストの点数アップも期待できます。

時間の使い方が上手くなる

家庭学習を続けることで、時間の使い方が上手くなります。

例えば中学2年生の場合、先ほど示したように毎日2時間勉強をしていたとします。
しかし、ほとんどの中学生はスマホやゲームをする方が楽しいと感じるでしょう。

そこで、勉強とゲームを両方するためにはどうすればいいのかを考え始めます。

このように自分自身でどうにか好きなことをする時間を捻出しようと時間の使い方について考え続けることで、時間の使い方が上手くなっていきます

時間の使い方が上手くなることは、私生活だけでなく将来の仕事でも大いに役立つスキルなので、中学生の内に鍛えれたら大きな強みになります。

一方で、勉強習慣がみについていない中学生の場合、勉強の時間を減らしてゲームの時間を確保するということをします。

そのような中学生の場合、まずは勉強のやる気の出し方から変えていく必要があります。

やる気の出し方についてはこちらの記事にあります↓↓

【中学生の親御さん必見!】中学生の子どもが勉強しない理由と対策は?やる気を出す方法も解説!

中学生の家庭学習のやり方

家庭学習でやること

この記事内でも何度か書いていますが、改めて家庭学習でやることをまとめます。

家庭学習でやること


・その日に学校で学んだことの復習
・宿題にはなっていないけれど、定期テストの提出物になりそうな部分を先にやる
・苦手科目、苦手分野の復習(定期テストの点数が悪いところや、模試の偏差値が低いところを重点的に勉強する)

家庭学習で大事なことは、「中学校に入学してから学んだ知識を忘れないようにすること」です。

そのため、家庭学習でやることは「復習」がメインになります。

科目ごとの優先順位

家庭学習で優先してやるべき事は、苦手な部分を復習し、苦手ではなくしていくことですが、自分の苦手分野が分からない中学生もいると思います。

そんな中学生のために、科目ごとの優先順位を解説します

結論から言うと

数学→英語→理科→社会→国語

の順番で勉強することをオススメします。

忘れにくい教科を先に、忘れやすい教科を後にという順番になっています

感覚で分かると思いますが、数学や英語などの理解が重要になる科目と、理科や社会などの単語の暗記が重要になる科目を比べると、理科や社会のほうが忘れやすいですよね。忘れやすい教科ほど、後に勉強することで、テストの時に忘れてしまうのを防ぐことができます。

国語が最後になっているのは、国語が最も勉強しにくく、高得点を安定して取る事が難しい科目だからです。

国語に時間をつかう前に、他の4教科で安定して高得点を取れるようにすることを優先すべきです。

ここからは各教科の家庭学習で何をするべきなのかを解説します。

数学

やること


・公式の暗記(授業で扱った全ての公式を覚えている状態に)
・苦手な単元の復習(基本問題から解けるようにする)
→使う参考書は、テスト課題として提出するものでOK
・問題の解き方を復習する(公式を覚えただけで使えなければ意味は無い)

新しく問題集を買う必要はありません。学校で与えられたテキストの問題を全て解けるようになればそれで十分です

数学についてはさらに詳しく勉強方法をまとめた記事があります↓↓

【90点以上連発!】数学が数学が苦手な中学生のための勉強方法を現役塾講師が徹底解説!

英語

やること


・授業で出てきた単語を全て暗記(発音・スペル・意味)
・教科書の音読
・文法の復習(例:現在進行家・受動態など)

家庭学習の強みとして、学校や塾と異なり声を出すことができるという部分があります。

英語の単語や文を正しい発音で音読することにより、耳を使った勉強にもなるため、リスニングの対策として非常に有効です。

一般的に、暗記するためには五感を使うことが重要です
例えば、英単語の暗記では「書く」「読む」「見る」をすることで、触覚・聴覚・視覚を使って勉強することができます。

味覚と嗅覚も使いたいけど、さすがに無理です。

英単語だけでなく、暗記をするときには五感をできるだけ多く使うことを意識してみてくださいね。

理科

やること


・計算問題は数学と同様(公式の暗記と使い方を忘れないように)
・単語の暗記は社会と同様(1回では覚えられない→一週間で少なくとも3回は復習)
・単語の意味を言えるようにする

理科は「植物」などの単語を暗記する分野と、「オームの法則」のように理解と計算が必要な分野があります。

数学と社会の勉強法を組み合わせることで、上手く勉強することができます。

社会

やること


・教科書を読む
・単語を暗記する
・単語の意味を言えるようにする

教科書を読むことで、歴史の流れをつかむことができます。テストの問題全てが、単語を答える一問一答ではないので、どういう経緯で物事が歴史上の出来事が起きたのか把握する必要があります。

社会で単語の暗記は誰でもやっていると思います。しかし、単語の意味は言えるでしょうか

例として問題を2つだします。

  1. 645年に中大兄皇子が中臣鎌足とともに蘇我蝦夷や入鹿を倒したときから始められた  政治の改革を何という?
    答え:大化の改新
  2. 大化の改新とは何か解説せよ。
    答え:1の問題文

問題1は即答できる問題だと思いますが、問題2を正確に答えられるでしょうか?
答えられなかった人が大半でしょう。

問題2のような記述問題に対応するために、教科書を読み、単語の意味まで覚えることが重要です。

国語

やること


・漢字
・音読(教科書の文を使えばOK)

最低限、定期テストや受験で漢字問題だけは満点を取れるようにしましょう。
また、音読をすることにより読むスピードを速くすることができるので、テスト中に考える時間を長く取れるようになります。

しかし、先ほども言ったように、国語は家庭学習で優先して勉強する科目ではありません。

家庭学習の効率を上げる方法

家庭学習の効率を上げる方法は主に2つあります。

  1. 自宅での集中力を高める
  2. 「質問できない」という問題点を解決する

ゲームやスマホ、テレビ、お菓子など様々な誘惑がある自宅で集中力を高めることはかなり難しいです。

ここでは簡単な、「質問できない」という問題点を解決する方法を紹介します

解決方法:オンライン家庭教師・通信教育を始める

最近のオンライン家庭教師や通信教育はサービスが充実しています。

そのサービスの一環として、家庭教師の授業時間以外でも、いつでもチャットにより質問ができるというものがあります

これを利用することにより、学校にいなくても質問できる環境を作ることができます。

理解できずに勉強を進める手が止まってしまったり、フラストレーションが溜まったりすることが無いので、効率よく勉強をすることができます。

まとめ

結論:家庭学習で特に重要なこと


・時間を上手く使うこと
・周りの友達に差をつけること
・家庭学習ができない原因を取り除くこと

この記事を読むことで、家庭学習はメリットしかないと理解していただけたでしょうか。

自宅での勉強のメリットを理解できたなら、あとは勉強を始めるだけです。最初の勉強開始のハードルは高いでしょうが、いつか乗り越えなければならないハードルです。早い内に一歩を踏み出しましょう。

本記事で紹介した方法と順序で家庭学習を頑張ることで、周りの友達よりも頭1つ抜けた学力を身につけることができるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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